熟練した工程管理者は、各工程に安全日数を考慮して設定することが通常です。この場合、実際の作業は各工程として順送りになっていくのが通常ですが、タスクボードには「リレー設定」という機能があり、前工程の官僚と同時に着手できる開始日を早めることができる機能があります。
作業者には「タスク情報に変更がある」ことを知らせることも同時に行われるため、連動する作業は計画日程を待たずに進行が可能になります。

リレー設定による着手可能日を自動化する機能について

この設定は、進行途中のプロジェクトでもプロジェクト編集で更新を行い設定を追加することが可能です。
担当者へは、変更されたことが自動に知らされるので、設定されたリレーNoの前の番号を追跡することでどれぐらい開始日が前倒しになりそうかを予想することができます。

リレーNoの設定と着手可能となるタスクの構成

このリレー設定は、同一プロジェクトのタスクそれぞれに設定した番号により構成されます。
リレー設定されたタスクの完了が次のリレーNoの開始日以降となる場合、通常の設定がもととなる運用になるため日程遅れなどには機能しないことになります。

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シミュレーターによるリレー設定の確認

プロジェクト編集には、リレーNoが設定されたプロジェクトの編集途中でシミュレータを実行しリレー設定が正しく行われているかを確認する機能があります。
この機能には単純に、「その日」に完了するすると次のリレーNoに可能日が設定され、さらにその日をずらしていくことで順次完了~可能日が設定されることを確認する機能で、特に複雑なリレー設定や親タスクの完了で可能日の発行される際、有効な機能といえます。

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リレー設定の応用的な使用方法

タスクコメント・カテゴリー1、2などは、ご利用になる運用での取り決めで名称のカスタム化を行い作業タスクへの分類・区分とした使い方ができます。
システムにその規定はありませんので、運用時点で名称を自由に設定して使用することができます。

リレーNoは、複数のタスクへ同じNoを設定することも可能です。
例えばAタスクとBタスクの両方が完了すると次工程が着手できるといった運用でご利用になる場合、次工程の親タスクを設定してAタスクが完了したがBタスクはまだか?・・・など 前工程への催促を促すなどにも使用できると考えられます。

また、Aタスク・Bタスクの両方が完了すると次工程への着手を可能としたい場合は、A/B両タスクを同一のグループとしてその親タスクから可能日を発行するなどの応用も可能です。

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体験版では、基本機能の説明が主な目的となっていますが、状況ごとに思い思いの操作でその影響を確認することができます。
この体験版では、負荷調整を目的としたタスク分割や担当変更などはガイダンスされていませんが、同じコンテンツでのシミュレーションとなっているため、そのほかの体験版機能説明をご覧いただき、この体験版でも操作いただくことは可能です。

業種をサンプル化してある関係で、登録されているタスク名や担当者名はそのままとはなりますが、お使いいただく仕事をもとにプロジェクト登録を行いその他の機能をお試しいただくことも可能です。