プロジェクトの進行管理において、「ステータス」は、各作業タスクおよびその親タスクの進行状況を示す重要な指標です。タスクの計画期間(開始日から終了日まで)は、登録時から実際にタスクが開始されるまでの準備期間と、タスクの開始から終了までの実作業期間に分けられます。 準備期間中には、タスクの計画と準備が行われます。この段階では、必要なリソースの確保、作業手順の詳細化、関連するステークホルダーとの調整などが含まれることがあります。準備期間の完了後、タスクの実作業期間が始まり、タスクのステータスは「着手」から「完了」まで進行します。 タスクのステータスは、以下のように進行状況を反映します

1. **準備中**:タスクの詳細が計画され、準備作業が進行中である状態。
2. **着手**:実作業が開始され、タスクの実行が進行している状態。
3. **完了**:タスクの目的が達成され、全ての作業が終了した状態。 前工程のタスクが「完了」ステータスになることで、次のタスクの着手が可能になります。これにより、プロジェクト全体の進行が連続的に進み、計画通りに進捗することが期待されます。 プロジェクト管理におけるタスクのステータス管理は、プロジェクト全体の進行状況を把握し、必要に応じて迅速な調整を行うために不可欠です。適切なステータス管理を通じて、プロジェクトの遅延を防ぎ、効率的なプロジェクト遂行を実現することが可能となります。

管理者、作業者同士が連携しながら作業を進行するためには、進行状況を表すステータスは必須です

計画期間内に完了できないタスクに直面した場合、プロジェクトの遅延を避けるためには迅速な対応が必要です。これには、後工程を含めた日程の見直しや、タスクの分割して複数のユーザーによる作業の分担などの措置が含まれます。これらの対応により、タスクの遅れを計画期間中に解消し、プロジェクトのスムーズな進行を保証することが可能になります。

このように、Taskboardを活用することで、プロジェクト管理において重要なタスクの進行管理をより効率的に行うことができます。これにより、計画通りにプロジェクトを進行させるための適切な意思決定が可能となり、プロジェクトの成功に貢献します。

タスクの運用方法

予定リストで今日のステータスを更新
予定リストで今日のステータスを更新

担当者は担当タスクの計画期間に応じて予定を作成します。
作業進行を表す方法としてステータスを更新していきます。

ステータスは以下の8段階で構成されています。

初期設定のステータス名称

保留 担当者へリリースする前段階として管理者(プロジェクト担当者)が調整中の状態で、閲覧は可能なため予告を意味する状態
計画 担当者が予定未作成の状態で、予定作成が可能な状態
予定 担当者が予定を作成した状態
着手 開始日にかかり作業に取り掛かった状態で、更新は担当者が行う
途中 以降担当者の進行報告で、作業が半分程度進行している状態
仕上 完了手前の状態(半分以上完了未満を意味する)
完了 作業が完了した状態
中止 計画~完了までの間にその作業が停止したことを意味する状態

リファレンス

ステータスの「計画」から「仕上」は 事業所の設定 から任意の名称にカスタマイズすることができます。
ステータスの進行状態で、タスクリスト・予定リストのガントチャートの色が変わり仕事の進行状態もわかりやすく表示されます。

中間タスクのステータス

中間タスクを「完了」とマークする際には、そのタスクに関連する全ての手配タスクが完了している必要があります。ステータスの更新は後続のタスクにも影響を与えるため、全てのユーザーが正確に行うことが重要です。

関連タスクの更新漏れなどを見つけたら

「タスク連絡機能」では、記載者が担当者に直接連絡を送り、担当者がその連絡を確認し「確認済み」に更新することができます。この連絡内容は、タスクの詳細情報画面から全ユーザーが閲覧可能です。そのため、プライバシーを保ちたい内容や特定のユーザー間でのみ共有したい情報は、HOME画面の連絡機能を使用することをお勧めします。

ステータス更新が順調に進んだ終了プロジェクト

過去のタスクリストに保管されたプロジェクトはいつでも閲覧可能で、特に終了したプロジェクトと同じ構成の新しいプロジェクトを始める際には、これらの過去のタスクリストを参照して、新たな日程でプロジェクトを複製登録することができます。これにより、過去の成功したプロジェクトのデータを基に、効率的に新しいプロジェクトを計画・実行することが可能になります。

プロジェクトは、同様の仕事に備えて手元で保管

プロジェクト依頼者は日程変更なども行われた実績としてのプロジェクト(終了プロジェクト)は、以降同じ仕事が入る場合などはエクスポートして手元で保管するなども有効な方法です。そのほか、よく仕事はエクスポートし保管すれば、実際に足しごとのプロジェクト登録の際、インポートで対応すれば同じタスク構成のプロジェクトを比較的容易に登録することでき、過去の実績としての日数をもととすればスムーズなプロジェクト登録につながります。